9回目のランク戦では、なんといっても9月9日にザ・ニューボーン・ドラゴンで登場した烙印融合が環境を大きく変えました。お手軽に氷剣竜ミラジェイドを立てつつデッキから広い範囲のカードを墓地に送ることができる烙印融合で強化されるさまざまなデッキが環境を席巻しています。一方、前回までにトップクラスの成果を誇ったふわんだりぃずやプランキッズでさえも、烙印融合で強化されなかったために割合を下げていきました。
この詳細については烙印融合到来!その強さと影響を受けるデッキを解説の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
烙印融合到来!その強さと影響を受けるデッキを解説
烙印デスピアを何と組み合わせるか
勇者
強力な烙印融合で完成した烙印デスピア一色になり、余ったデッキスペースにどんなテーマを混ぜるか、で個性と強さが分かれているような環境でした。
一番強力だと言われていたのは、烙印融合を安全に通すために流離のグリフォンライダーを活用した勇者との混合デッキです。勇者は前の環境でも人気のテーマだったので、烙印融合登場後に烙印デスピア関連カードだけ集めてこの混合デッキをさくっと作った方も多かったのではないでしょうか?
勇者烙印デスピア
勇者との混合では烙印融合が灰流うららで無効化されるリスクは減りより安全に氷剣竜ミラジェイドまで繋ぐことができますが、アラメシアの儀は発動ターンに特殊召喚したモンスター以外の場のモンスターの発動ができなくなる制約があり、デスピアの導化アルベルを通常召喚して烙印融合をサーチする展開はできなくなるので注意が必要です。
デストーイから融合カードを出張
デストーイは融合を使ったサポートが多く、他の融合テーマとかけ合わせることで融合による激しい手札消費を抑えることができます。
このデッキでは、魔玩具補綴で融合とエッジインプ・チェーンをサーチ、エッジインプ・チェーンを素材にして魔玩具補綴をサーチすることで融合回数を増やしたりリソース回復スピードを上げるというデストーイ出張ギミックがよく採用されています。
エルドリッチ
烙印融合で簡単に黄金卿エルドリッチが墓地に送れることに注目した混合テーマです。繰り返した融合の展開力で短期でゲームを決めることが多い烙印デスピアのなかではやや長期戦・メタに寄った構築が多くなります。
エルドリッチでは群雄割拠や御前試合、サモンリミッターなどの以前から人気だったメタカードに加えて、融合環境ならではのメタカードの採用も目立ちました。超融合や神の警告など汎用性の高い対策カードの他、より踏み込んだ暗闇を吸い込むマジック・ミラーや融合禁止エリアといったピンポイントメタでさえ注目を集めています。
これらのカードは相手が刺さるデッキではなくても黄金卿エルドリッチ蘇生のコストに転用できるため十分検討する価値がありました。