MasterDuel Notebook

第9期ランク戦

2022年9月1日 ~ 2022年9月30日
特色
  • 烙印融合の登場で環境が激変

9回目のランク戦では、なんといっても9月9日にザ・ニューボーン・ドラゴンで登場した烙印融合が環境を大きく変えました。お手軽に氷剣竜ミラジェイドを立てつつデッキから広い範囲のカードを墓地に送ることができる烙印融合で強化されるさまざまなデッキが環境を席巻しています。一方、前回までにトップクラスの成果を誇ったふわんだりぃずプランキッズでさえも、烙印融合で強化されなかったために割合を下げていきました。

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

この詳細については烙印融合到来!その強さと影響を受けるデッキを解説の記事で解説していますのでぜひご覧ください。

烙印融合到来!その強さと影響を受けるデッキを解説

烙印デスピアを何と組み合わせるか

勇者

強力な烙印融合で完成した烙印デスピア一色になり、余ったデッキスペースにどんなテーマを混ぜるか、で個性と強さが分かれているような環境でした。

一番強力だと言われていたのは、烙印融合を安全に通すために流離のグリフォンライダーを活用した勇者との混合デッキです。勇者は前の環境でも人気のテーマだったので、烙印融合登場後に烙印デスピア関連カードだけ集めてこの混合デッキをさくっと作った方も多かったのではないでしょうか?

勇者烙印デスピア

勇者との混合では烙印融合灰流うららで無効化されるリスクは減りより安全に氷剣竜ミラジェイドまで繋ぐことができますが、アラメシアの儀は発動ターンに特殊召喚したモンスター以外の場のモンスターの発動ができなくなる制約があり、デスピアの導化アルベルを通常召喚して烙印融合をサーチする展開はできなくなるので注意が必要です。

デストーイから融合カードを出張

デストーイ融合を使ったサポートが多く、他の融合テーマとかけ合わせることで融合による激しい手札消費を抑えることができます。

烙印デスピア

このデッキでは、魔玩具補綴融合エッジインプ・チェーンをサーチ、エッジインプ・チェーンを素材にして魔玩具補綴をサーチすることで融合回数を増やしたりリソース回復スピードを上げるというデストーイ出張ギミックがよく採用されています。

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:デッキから「融合」1枚と「エッジインプ」モンスター1体を手札に加える。

モンスター
星4
[悪魔族/効果]
「エッジインプ・チェーン」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードの攻撃宣言時に発動できる。デッキから「エッジインプ・チェーン」1体を手札に加える。②:このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「デストーイ」カード1枚を手札に加える。

エルドリッチ

烙印融合で簡単に黄金卿エルドリッチが墓地に送れることに注目した混合テーマです。繰り返した融合の展開力で短期でゲームを決めることが多い烙印デスピアのなかではやや長期戦・メタに寄った構築が多くなります。

エルドリッチでは群雄割拠御前試合サモンリミッターなどの以前から人気だったメタカードに加えて、融合環境ならではのメタカードの採用も目立ちました。超融合神の警告など汎用性の高い対策カードの他、より踏み込んだ暗闇を吸い込むマジック・ミラー融合禁止エリアといったピンポイントメタでさえ注目を集めています。

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上・墓地で発動する闇属性モンスターの効果は無効化される。

永続罠
お互いのプレイヤーは融合召喚をする事ができない。

これらのカードは相手が刺さるデッキではなくても黄金卿エルドリッチ蘇生のコストに転用できるため十分検討する価値がありました。

烙印エルドリッチ