MasterDuel Notebook

ふわんだりぃず

【エクストラゼロ対応】ふわんだりぃず
ふわんだりぃず
第1期
エクストラゼロフェスティバル
対応
cp-UR
0
cp-SR
0
ロンゴミアント採用型ふわんだりぃず

目次

ふわんだりぃずは召喚権を増やす効果と召喚成功時の効果を組み合わせることで、何度も通常召喚を繰り返して特殊召喚テーマに負けない展開を目指す鳥獣族テーマです。

また、特殊召喚を行わず、特殊召喚メタや除外を使った墓地利用メタ(後述)も無理なく採用でき、他の環境トップテーマと渡り合えるテーマとなっています。逆に他のテーマからは天敵になることも多く鳥獣族テーマらしく「害鳥」と呼ばれ恐れられるほどです。

ちなみにカタカナ語が多い遊戯王の中で、ふわんだりぃずは初めてテーマ名がすべてひらがなでできているテーマになります。

ふわんだりぃずの概要

ほとんどのふわんだりぃずモンスターは召喚成功時にサーチなどの効果とさらに続けてもう一度召喚を行う効果が使えます。代表的なモンスターはふわんだりぃず×ろびーなで、召喚時にデッキから星4以下の鳥獣族、つまりほかのふわんだりぃずモンスターをサーチし、もう一度召喚を行う効果を持っています。

モンスター
星1
[鳥獣族/効果]
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

さらにふわんだりぃず×ろびーななど下級ふわんだりぃずは

  • フィールドを離れると除外される
  • 他の鳥獣族が召喚されると除外されている自身を手札に戻す

という共通効果を持っています。

これによって場を離れても除外を経由して鳥獣族、つまりふわんだりぃずモンスターの召喚で手札に戻して何度でも使うことができます。

ふわんだりぃず×ろびーな

モンスター
星1
[鳥獣族/効果]
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

ふわんだりぃず×ろびーなは召喚時にデッキから下級ふわんだりぃずをサーチできる重要な初動カードです。サーチ先は状況によって変わりますが上級ふわんだりぃずサーチができるふわんだりぃず×いぐるんにつなげる場合が多いです。

ふわんだりぃず×いぐるん

モンスター
星1
[鳥獣族/効果]
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル7以上の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

ふわんだりぃず×いぐるんふわんだりぃず×ろびーなと異なり上級モンスターをサーチします。ふわんだりぃずでは最上級モンスターにふわんだりぃず×えんぺんなど強力な効果を持つものが多く、ふわんだりぃず×ろびーなに並ぶエンジンの一枚です。

ふわんだりぃず×えんぺん

モンスター
星10
[鳥獣族/効果]
①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ふわんだりぃず」魔法・罠カード1枚を手札に加える。その後、モンスター1体を召喚できる。②:アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない。③:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札を1枚除外して発動できる。その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

ふわんだりぃず×えんぺんはリリースを二体要求する最上級モンスターですが、召喚時にデッキからふわんだりぃず魔法・罠カードをサーチする効果と特殊召喚効果モンスターの効果発動を封じるメタ効果を兼ね備えた主力カードの一枚です。

リリース2体もふわんだりぃずの連続召喚効果のおかげで揃えるのはそこまで難しくなく、またふわんだりぃずと未知の風などのアドバンス召喚補助もあるので簡単に呼び出すことができます。

また地味に戦闘補助効果も強力で、特殊召喚モンスターの効果を封じる効果と合わせることで突破を難しくしています。手札を一枚除外するコストを要求しますが、除外するカードを下級ふわんだりぃずにすれば、下級ふわんだりぃず共通効果で鳥獣族の通常召喚に合わせて手札に回収できるのでコストをあまり気にせず利用できます。

ふわんだりぃずと未知の風

永続魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分がモンスター2体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、モンスター2体をリリースせずに自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。②:自分メインフェイズに発動できる。手札の鳥獣族モンスターを2体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。

ふわんだりぃずと未知の風は手札の鳥獣族をデッキに戻してドローする手札交換効果とリリース時に相手の場のカードをコストにできる効果をもつ永続魔法カードです。

ふわんだりぃずではふわんだりぃず×ろびーなふわんだりぃず×いぐるんといったデッキサーチ効果を持つカードが充実しており、また下級ふわんだりぃずは共通で除外から手札に戻る効果もあるので、手札に余分なふわんだりぃずが溜まりがちになります。

ふわんだりぃずと未知の風の手札交換はこうした余ったふわんだりぃずをデッキに戻して別のカードを回収できる貴重なドローソースとして機能します。

また、アドバンス召喚時に自分の場のモンスター1体と相手の場のカード1枚の2枚をコストにすることができるようになる効果もあります。単純に破壊耐性を貫通するやモンスター・魔法・罠を問わない強力な除去になるだけでなく、ターン1の制限がないので連続召喚できるふわんだりぃずではかなり強力に場を荒らすことができます。

ふわんだりぃずと謎の地図

フィールド魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。その後、見せたモンスターを召喚する。②:相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。

ふわんだりぃずと謎の地図は星1鳥獣族をデッキから除外することで召喚権を増やす効果と、相手の召喚にあわせて召喚を行う、通常召喚補助に特化したフィールド魔法です。

星1鳥獣族をデッキから除外することで召喚権を増やす効果は、下級ふわんだりぃずは除外されていれば自分の通常召喚にあわせて手札に回収できるので、実質的にはサーチ効果として機能します。

また、相手の召喚にあわせて召喚できる効果では相手ターンでも召喚できるようになります。ふわんだりぃずと未知の風の除去効果で相手を妨害したり、名称ターン1がついているふわんだりぃず×ろびーなふわんだりぃず×いぐるんの効果の発動回数を重ねることもできます。

ふわんだりぃずと旅じたく

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、鳥獣族モンスター1体を除外して発動できる。デッキから「ふわんだりぃず」モンスター1体または「ふわんだりぃず」フィールド魔法カード1枚を手札に加える。その後、自分は500LP回復する。

ふわんだりぃずと旅じたくは手札またはフィールドの鳥獣族モンスターを除外してデッキからふわんだりぃずモンスターまたはフィールド魔法カードをサーチできる万能サーチ速攻魔法です。

他の相性のいいカード

烈風帝ライザー

モンスター
星8
[鳥獣族/効果]
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。①:このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動する。そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの一番上に戻す。このカードが風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、その時の効果に以下の効果を加える。 ●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。

烈風帝ライザーは最上級モンスターで、アドバンス召喚成功時にフィールドと墓地のカードをデッキトップに戻す、除去とドローロックを兼ね備えた強力な効果を持ちます。自身が鳥獣族なのでふわんだりぃず×いぐるんでサーチできるなど、かなりのシナジーを持つ、ふわんだりぃず×えんぺんと並ぶ重要な上級モンスターとして採用できます。

ディメンション・アトラクター

モンスター
星6
[魔法使い族/効果]
①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。

ディメンション・アトラクターは手札から捨てることで次のターンまで墓地にいくカードをすべて除外する、一時的なマクロコスモスとでもいうべきカードです。墓地利用は現代遊戯王では重要なエンジンですが、それをボロボロにする強力な手札誘発になります。

普通自分も影響をうけるために採用するデッキを選ぶディメンション・アトラクターですが、除外されていれば手札に舞い戻ってくるふわんだりぃずでは無傷でこの強力なメタ効果を活用することができます。