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相剣

【シンクロエクシーズ】相剣
相剣
第1期
シンクロエクシーズ
対応
cp-UR
0
cp-SR
0

目次

相剣はチューナー扱いのトークンを生成してシンクロ召喚を行う幻竜族テーマです。特にレベル8とレベル10のシンクロ召喚を行いやすく、相剣シンクロモンスターのほかにも制圧力のあるフルール・ド・バロネスなど強力なモンスターも簡単に展開することができます。

チューナー扱いのトークンを生成

相剣はチューナー扱いの星4トークンを特殊召喚する効果をつかってシンクロ素材一式を揃えて強力なシンクロモンスターを展開するテーマです。チューナートークンを生成できるシンクロ素材モンスターには、シンクロ素材になった時に墓地で発動する効果もあり、

代表的なモンスターは以下の通りです。

トークン生成の条件シンクロ素材になったときの効果
相剣師-莫邪召喚・特殊召喚時に手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を相手に見せる1枚ドロー
相剣師-泰阿墓地から「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を除外デッキから「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を墓地に送る
相剣軍師-龍淵墓地から「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体をすてて手札から特殊召喚した後相手に1200ダメージ

特に相剣師-莫邪はトークン生成の条件も手札からカードを見せるだけというコストとは言えないような軽い条件でトークンを生成し、シンクロ後も即座にドローでアドバンテージを回復できるため非常に優秀な素材と言えます。

モンスター
星4
[幻竜族/効果]
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を相手に見せて発動できる。自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

実際に相剣師-莫邪相剣展開ルートの初動であり、相剣師-莫邪を引き込むためのサーチカードが非常に重要になります。

代表的なものは白の聖女エクレシア龍相剣現です。

モンスター
星4
[魔法使い族/通常/効果/チューナー]
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。③:このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。

通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:デッキから「相剣」モンスター1体を手札に加える。自分フィールドにSモンスターが存在する場合、代わりに幻竜族モンスター1体を手札に加える事もできる。②:このカードが除外された場合、自分フィールドの、「相剣」モンスターまたは幻竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。

なお、上の3種類のモンスターのほかにも相剣暗転が除外されたときの効果のような方法でチューナートークンを生成することもできます。覚えておくと展開途中でエフェクト・ヴェーラー無限泡影などの妨害が入ってトークンが足りなくなってしまった場合の打開策になります。

シンクロモンスター

相剣大師-赤霄

モンスター
星8
[幻竜族/シンクロ/効果]
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上 このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「相剣」カード1枚を手札に加えるか除外する。②:自分の手札・墓地から「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を除外し、このカード以外のフィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

相剣大師-赤霄はシンクロ召喚に成功したときに相剣カードをサーチする効果と、墓地の相剣カードを除外して場のモンスター1体の効果を無効にする妨害効果を持っている優秀な星8シンクロモンスターです。相剣師-莫邪または相剣師-泰阿と生成したトークンだけで特殊召喚することができます。

フルール・ド・バロネス

モンスター
星10
[戦士族/シンクロ/効果]
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。

フルール・ド・バロネスは毎ターン場のカードを破壊する強力な除去効果と、効果の発動を1度だけ無効にできる妨害効果を持った星10シンクロモンスターです。相剣テーマのカードではありませんが、問題なくシンクロ召喚することができます。

相剣大公-承影

モンスター
星10
[幻竜族/シンクロ/効果]
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:除外されているカードの数×100だけ、このカードの攻撃力・守備力はアップし、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はダウンする。②:このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード1枚を除外できる。③:カードが除外された場合に発動できる。相手のフィールド及び墓地のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで除外する。

相剣大公-承影は墓地のカードを除外することで破壊を免れる破壊耐性とカードが除外されると相手の場と墓地から1枚ずつカードを除外する強力な除去能力を兼ね備えた星10シンクロモンスターです。

相手の場を除外する効果がカードが除外されたときにしか発動できな都合上、積極的に妨害するという用途で使うのは難しいのがネックですが、それでも墓地のカードを除外すると破壊を回避できる破壊耐性持ち、しかも破壊しようとするとカードを除外したときの除外効果を使われてしまうというのは非常に対応に困ります。

相剣大邪-七星龍淵

モンスター
星10
[幻竜族/シンクロ/効果]
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上 このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドに存在し、自分が他の幻竜族SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。その内の1体を選んで除外し、相手に1200ダメージを与える。③:相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。

相剣大邪-七星龍淵はややトリッキーな除去とバーン効果を組み合わせた効果をもつ星10シンクロモンスターです。

  • 相手が魔法罠を発動したときにそれを除外して1200ダメージ
  • 相手がモンスターを特殊召喚したとき、特殊召喚したモンスターから1体選んで除外して1200ポイントのダメージ

魔法罠を除外してバーンは、(永続魔法やフィールド魔法なら妨害にも使用できますが)どうしても効果まで無効にできないためやや使い勝手の悪い効果となっています。反面、特殊召喚されたモンスターを除去する効果は強力でうまくタイミングを見計らって発動すれば相当な損害を与えることができます。

また相剣大邪-七星龍淵がいる状態で幻竜族のシンクロ召喚に成功するとカードを1枚ドローする効果をもっています。現実問題として後述の展開ルートでは星10のシンクロ召喚がゴールになるので、この効果はなかなか活用できません。先に星10を出せる場合には狙ってみるとシンクロ召喚で失ったアドバンテージを急速に回復できます。

展開ルート

相剣師-莫邪または、相剣師-莫邪をサーチできる白の聖女エクレシアを初動にして最終的に相剣大師-赤霄と星10シンクロモンスターを並べるルートです。星10シンクロモンスターは何でもいいのですが、相剣大邪-七星龍淵ではやや力不足なので、相手のカードを除去・妨害できるフルール・ド・バロネスか破壊耐性のある相剣大公-承影を相手のデッキタイプによって選ぶことになります。

相剣大師-赤霄のシンクロ召喚時のチェーンの組み方としてチェーン1は相剣大師-赤霄、チェーン2が相剣師-莫邪となるように効果を発動するのは、主に灰流うららから相剣大師-赤霄の効果を守り、星10シンクロに繋がる相剣軍師-龍淵をサーチするためです。

相剣対策

相剣師-莫邪の展開を止める

相剣の展開ルートは基本的に相剣師-莫邪から始まります。一旦相剣師-莫邪を使った相剣大師-赤霄のシンクロ召喚を決められてしまうと、それだけでアドバンテージを稼がれてしまいます。特にシンクロ召喚時の効果をチェーン1相剣大師-赤霄、チェーン2で相剣師-莫邪となるように発動されてしまうと、相剣軍師-龍淵相剣大師-赤霄の効果でサーチするのを灰流うららで止めることができず、結果として星10シンクロモンスターまで一気に繋がれてしまいます。

そのためまずは相剣師-莫邪をサーチさせない、相剣師-莫邪を止めるというのが最も有効な対策になります。

灰流うららは最初のサーチである白の聖女エクレシア龍相剣現に使い、無限泡影エフェクト・ヴェーラーがあれば相剣師-莫邪をまずは止めます。

ニビルで止める

相剣相剣師-莫邪から始めてレベル10シンクロモンスターで完結する展開ルートでは、レベル10のシンクロ召喚素材が揃った段階でちょうど5回目の召喚・特殊召喚を行うことになり、原始生命態ニビルで盤面をリセットすることができます。

モンスター
星11
[岩石族/効果]
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。