2022年12月1日第12期ランク戦からレギュレーションが変更になり本格的に環境に影響します。
最大の注目ポイントは風属性以外の特殊召喚を封じる烈風の結界像が無制限からいきなり禁止に指定されたことです。
これによりふわんだりぃず×ろびーなでサーチしつつお手軽に相手の特殊召喚をロックできたふわんだりぃずの定番の動きが使えなくなり大きく弱体化することになります。
ただふわんだりぃずはもともとアドバンテージを稼ぎやすく高い展開力を備えた強力なテーマで、他にも相性の良いロック・制圧カードが多いので、第12期ランク戦以降は完全には消滅せず、環境トップとはいかないまでもTier3クラス以上の活躍はみられると思います。
烈風の結界像に代わってふわんだりぃずで採用が進みそうな妨害カードとして展開を種族一つに絞る群雄割拠、ふわんだりぃず×ろびーなからサーチできるフリーチェーンで墓地除外ができるD.D.クロウが候補に上りそうです。
また魔法カードの発動は一旦セットを経由させるロックカード魔封じの芳香が準制限に指定されました。
もともと相性の良いエルドリッチでも必ずしも採用されるわけではなく、この規制は環境には影響は無いかと考えられます。
これまでにスキルドレイン、群雄割拠、御前試合といった影響力の大きい永続罠カードは準制限カードに続々指定する流れが続いていたので、その一環としてハーピィの羽根帚などロック打破カードを封じ込める魔封じの芳香も規制の対象になったということでしょう。
魔封じの芳香が発動している場合、ルール上セットできずに魔法カード扱いで発動するペンデュラムモンスターはルール上ペンデュラムスケールにはセットできなくなります。バトル・トラジェクトリーで大幅に強化したペンデュラムテーマを一枚で完全に機能停止に追い込める魔封じの芳香への対応は、販促の意味を込めた規制だった可能性もあります。