ペンデュラムテーマを大幅強化
ヴァリアンツやオッドアイズなどペンデュラムテーマを大幅に強化されるバトル・トラジェクトリーが発売されました。もともとブラック・マジシャンの新規イリュージョン・オブ・カオスが実装されるという噂が流れていましたが年末年始商戦へ先送りしたということでしょう。
逆にいうと、これらのテーマを使わない場合にはあまり旨味のあるセレクションパックではありません。スケアクロー・トライヒハートなど数枚さまざまなデッキで活躍できるカードもありますが、それらのカードは生成すればよいので、テーマ強化カードに関心がない場合には無理に引く必要はないでしょう。
注目カード
スケアクロー・トライヒハート
モンスター
星3
[beast-warrior/リンク/効果]
効果モンスター3体
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。①:フィールドの表側表示モンスターは守備表示になる。②:フィールドのこのカードは守備表示モンスターが発動した効果を受けない。③:1ターンに1度、このカードがEXモンスターゾーンに存在する場合、自分の墓地のレベル3の「スケアクロー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、デッキから「スケアクロー」モンスター1体を手札に加える。この効果を発動したターン、自分は「スケアクロー」モンスターしか特殊召喚できない。
スケアクロー・トライヒハートは効果モンスター3体でリンク召喚できる汎用リンクモンスターで、他のモンスターを守備表示に変更する永続効果と守備モンスターの効果を封じるNo.41 泥睡魔獣バグースカのような制圧効果をもっています。
モンスター
星4
[悪魔族/エクシーズ/効果]
レベル4モンスター×2
このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎にこのカードのX素材を1つ取り除く。取り除けない場合、このカードを破壊する。①:このカードはモンスターゾーンに攻撃表示で存在する限り、相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。②:このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、フィールドの表側表示モンスターは守備表示になり、守備表示モンスターが発動した効果は無効化される。
No.41 泥睡魔獣バグースカの場合は自分の攻撃は止まってしまいますが、スケアクロー・トライヒハートは自身がリンクモンスターで守備表示にならないので3000の高火力を押し付けることができます。
軌跡の魔術師
モンスター
星2
[魔法使い族/リンク/効果]
Pモンスターを含む効果モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。デッキからPモンスター1体を手札に加える。このターン自分はP召喚に成功しない限り、モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。②:このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
軌跡の魔術師はペンデュラムを大幅強化する汎用リンクモンスターです。ペンデュラムモンスターの万能サーチ効果と、リンク先に2体別のレベルのモンスターのペンデュラム召喚が成功したときに場のカードを2枚破壊できる強力な除去効果をもちます。
サーチ効果は一度使うとペンデュラム召喚までモンスター効果を使えなくなってしまう重い制約があるので、展開の順序を気を付ける必要があるなどやや扱いが難しい部分があるので注意が必要です。
オメガの裁き
通常罠
①:自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
オメガの裁きは魔法罠ゾーンにあるモンスターカードと相手のカードを2枚を破壊する強力な除去効果を持つ罠カードでし。このバトル・トラジェクトリーのテーマにもなっているペンデュラムのほかにも宝玉獣やサイバー・ダークなどの別テーマデッキや、サクリファイス・アニマといった汎用カードとも併用できます。
モンスター
星1
[魔法使い族/リンク/効果]
トークン以外のレベル1モンスター1体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのリンク先の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。②:このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
テーマデッキに複数枚採用する余地がありますが、オメガの裁きのレア度はNで生成に困ることはないので、このカードのためにパックを引く必要はありません。