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【脱法ロンゴミアント】ナンバーズ・エヴァイユで素材4ロンゴミアントを出す

ナンバーズ・エヴァイユ実装で素材4ロンゴミアントをお手軽に

コズミック・オーシャンで新しく実装されたナンバーズ・エヴァイユは、採用するデッキは選ぶもののたった1枚からナンバーズエクシーズモンスターを4つ素材をつけた状態で特殊召喚できる驚異的な効果を持っています。

通常魔法
①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合に発動できる。EXデッキから「No.」Xモンスター4体を選ぶ(同じランクは1体まで)。「No.」の数値がその4体の合計と同じとなる、「No.」Xモンスター1体をX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚し、選んだモンスターを全てそのモンスターの下に重ねてX素材とする。この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、自分は「No.」Xモンスターしか特殊召喚できない。

エクストラデッキからナンバーズモンスターを4枚選び、そのナンバーの合計値をナンバーとして持つエクシーズモンスターをエクストラデッキから特殊召喚し、最初に選んだ4枚をそのままエクシーズ素材として追加します。このカード発動のためにエクシーズ素材4枚と特殊召喚するナンバーズ1体の合計5枚のエクストラデッキ枠を消費するので採用するデッキは大きく限られますが、それでも強力なモンスターを素材つきで特殊召喚できる効果は強力です。

ここで注目なのがNo.86 H-C ロンゴミアント。素材3で効果耐性、素材4で相手の召喚・特殊召喚の一切を封じる強力な制圧効果をもっていますが、正規の方法で素材を4つ集めるのはかなり大変です。もともとはNo.75 惑乱のゴシップ・シャドーの効果を使って素材を増やすことで制圧する使い方が主流でしたが、8月31日の制限改定No.75 惑乱のゴシップ・シャドーが禁止になり、No.86 H-C ロンゴミアントは永らく環境から姿を消していました。

しかしナンバーズ・エヴァイユの実装で一枚からNo.86 H-C ロンゴミアントを4つ素材を持たせたまま特殊召喚することが可能になりました。発動条件の厳しさから採用できるデッキは限られるもののふわんだりぃずなど一部の環境テーマと相性がよく再びランク戦でも活躍する機会が出てきました。

また、ナンバーズ・エヴァイユと同じくコズミック・オーシャンで収録された発禁令もこのコンボとの相性がよく注目されています。

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:カード名を1つ宣言して発動できる。このターン、相手は宣言されたカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。このデュエル中、自分は宣言したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。

宣言したカードの効果を自分はそのゲーム中使えなくなる代わりに、そのターン相手はそのカードを発動できなくさせる現代の禁止令ともいうべき効果を持っています。通常は相手の誘発を封じて展開を安全に通す目的で使われますが、No.86 H-C ロンゴミアントとコンボする場合には自分がゲーム中そのカードの効果を発動できなくなる制約のために使用されます。

No.86 H-C ロンゴミアントは相手のエンドフェイズに素材を一つ取り除く効果が発動するのでターンを重ねれば制圧効果や耐性が失われていきます。そこで発禁令No.86 H-C ロンゴミアントを指定してそのゲーム中No.86 H-C ロンゴミアントの素材を取り除く効果を発動できないようにすれば、ずっと素材を保ったままにすることができます。相手の召喚・特殊召喚を禁止する効果、効果耐性、戦闘耐性、攻撃力アップはどれも発動を伴わない永続効果なので発禁令のもとでも問題なく使用されます。

採用しているデッキ例

ナンバーズ・エヴァイユによるNo.86 H-C ロンゴミアントの特殊召喚はお手軽に強力なロックをかけられる一方で、発動条件と制約から使えるデッキタイプが限られます。

具体的には次の点に注意が必要です。

  • エクストラデッキから特殊召喚したモンスターが自分の場にいる場合には使えないのでエクストラデッキから展開を繰り返すデッキではナンバーズ・エヴァイユが腐りやすい
  • 別のランク帯からカードを選ばなければならないので、特定のランクを出しやすくしたエクシーズデッキでは難しい
  • 発動に大量のエクストラデッキ枠を使うので、ナンバーズEXモンスターの採用が少ないエクストラデッキを多用するデッキでは枠が足りなくなる
  • 発動後はナンバーズしか特殊召喚できなくなるのでナンバーズEXモンスターの採用が少ないと展開が難しくなる、ただしこれはNo.86 H-C ロンゴミアントのロックがあるなら心配ないと割り切ることもできる

ロンゴミアント採用型ふわんだりぃず

ナンバーズ・エヴァイユの特殊召喚の制約が気にならないふわんだりぃずに採用したデッキです。もともとエクストラデッキには枠が余るデッキタイプなので難なく採用することができます。

ロンゴミアントが出せる組み合わせ

No.86 H-C ロンゴミアントを出すには

  1. 4枚とも別のランクであること
  2. ナンバーの合計がNo.86 H-C ロンゴミアントと同じ86になること

の2つの条件を満たす必要があります。なお、CNo.(カオスナンバーズ)やSNo.(シャイニングナンバーズ)なども利用できます。

コンボを最低限実行するだけでもエクストラデッキを最低五枚使う必要があるのでクラフトポイントの消費を抑えたり、他の汎用カードとあわせることで枠を節約したりと目的に応じて組み合わせを調節できます。

SRやURを使わない組み合わせ

エクストラデッキのカードはURやSRが多く、4種類揃えるのは非課金勢・微課金勢にはやや厳しい出費になります。できるだけNやRのカードだけでNo.86 H-C ロンゴミアントの86を作る組で大幅に節約できます。