イベント概要
エクストラデッキにリンクモンスターしか採用できないリンクRegが開催されます。直前にコズミック・オーシャンで登場したマリンセスやバーニング・スピリッツのテーマであるサラマングレイトに活躍の機会が与えられます。
またこれまでのイベントはフェスティバルと呼ばれていましたが、今回はレギュレーションデュエルと呼ばれる全く新しいタイプのイベントになり、報酬の形式も大きく変わりました。
フェスティバルとレギュレーションデュエルの違い
大きな違いはランク戦形式かどうかにあります。
これまでのフェスティバルでは対戦すればするだけメダルが溜まり、メダル総数に応じて報酬を受け取るという形式でした。勝利すれば多くのメダルをもらえ、負けても降参でなければ少な目ですがメダルを獲得できるのでカジュアル勢でも頑張ればすべての報酬をもらうことも可能です。
一方今回導入されたレギュレーションデュエルは、まさに独自レギュレーションでのランク戦ともいうイベントで、報酬は勝利数を重ねることでランク帯をあげていくことで報酬が発生します。負けはランクダウンに直結するのでデッキパワーが足りないと報酬をすべて獲得というのは相当厳しいものがあります。また、フェスティバル形式では降参はメダルが手に入らないだけで特に害があるものではありませんが、ランク戦形式では単純にランクダウン要因になります。
また、採用されるデッキタイプも大きく変化します。これまでのイベントでは勝利数・対戦数を短期間で稼ぐためにフルバーンやベン・ケイ1キルのような不安定でも高速にデュエルできるデッキも少なからず出てきました。自分のライフを削ってひたすらに対戦数のみ追求する自爆のようなデッキもあったほどです。しかしこれらのデッキでは今回のイベントの報酬は手に入らないので完全に見ることはなくなりました。
勝利数がより重要になるとせっかくのリンクテーマでもパワーがないデッキは採用しにくくなります。当サイトの管理人も当初はネフティスで挑みましたが勝率がゴールド帯6割ほどでランクアップに相当ゆっくりでしかランクアップ報酬に繋がらないので諦めてしまいました。
今回のイベントでの変更点をまとめると
- 勝率が重要なランク形式に変更
- 環境は安定性のたかい強力なテーマが席巻
- 1キルなど不安定でも周回に有利だったテーマは絶滅
となります。
今後どちらの形式に絞るのか、両方やっていくのかは今回のイベントの反応や売上などを参考に決定されると思います。
浮幽さくらが活躍
浮幽さくらは自分のEXデッキからカードを1枚指定して、相手のEXデッキにある同名カードをすべて除外する効果を持った手札誘発カードです。普段のランク戦ではこれほどのピンポイントメタカードは安定性が低く使えませんが、今回のイベントではトップデッキがリンク依存の少数のテーマに限られ、かつミラーマッチも多いのでかなり汎用性が高く強力なメタカードに仕上がりました。
イビルツイン
イビルツインは表の姿はVTuber、しかしリンク召喚で裏の顔の怪盗Evil☆Twinになる二人組Live☆Twin キスキルやLive☆Twin リィラを中心にしたテーマです。Evil★Twin キスキルとEvil★Twin リィラを何度でも特殊召喚することで特殊召喚時の効果でアドバンテージを細かく稼ぐのを基本に、Evil★Twin’s トラブル・サニーやアクセスコード・トーカーでフィニッシャーもそろっているなど、ファンデッキにとどまらない実力があります。
サラマングレイト
サラマングレイトは転生リンク召喚という同名モンスターを使ってリンク召喚することで効果を引き出せる炎属性サイバース族テーマです。直前に発売されたバーニング・スピリッツでテーマカードが安価に手に入るようになり、デコード・トーカー・ヒートソウルのような相性の良い新規カードも追加されました。ストラクチャーデッキ3箱と必須カードだけでかなり安定感のある仕上がりになります。
マリンセス
マリンセスは初動札が多い安定性と展開先の耐性の高さがウリの水属性サイバース族のリンクテーマです。イベント直前に発表されたコズミック・オーシャンで大幅に強化されイベント環境のトップメタに君臨しています。
オルターガイスト
オルターガイストは罠中心の魔法使い族テーマで、決まった展開ルートはなく妨害カードの発動タイミングを見計らって相手の戦力を削いでいきながら戦うことを得意とします。
制限規制の影響が最小限で、オルターガイスト・ヘクスティアなど優秀なリンクモンスターが揃っていたので今イベントでは珍しい罠ビートとして活躍しました。