必須カード以外はできるだけNとRを採用してコストを抑えつつ、ゲーム中で簡単に手に入るカードでデッキパワーを底上げした激安エルドリッチデッキです。
最初のシーズンでは何とかプラチナ1まで上がれましたが、競争が激化した次のシーズンではプラチナ4がせいぜいでした。これにより多くのSRやURを取り込んでシーズン2でもプラチナ1に達成できるように改良したデッキは以下で紹介しています。
EXデッキのスペースが余っていますが、こちらは強欲で謙虚な壺のコストとして利用するので手持ちの融合・エクシーズ・シンクロ・リンクカードで埋めておく必要があります。
このデッキはエルドリッチデッキとなっているので、基本的な動きとしてはエルドリッチのテーマ解説をご覧ください。
ここでは、あまりエルドリッチデッキでメジャーでないカードの運用を解説します。
ビッグバン・シュートは、攻撃力を400あげて貫通効果を付与する装備魔法ですが、このデッキではもう一つの効果を主として運用しています。ビッグバン・シュートはフィールドを離れると装備モンスターを除外する効果を持っており、もともとこれはデメリット効果としてデザインされていました。しかし黄金卿エルドリッチの蘇生効果を利用する際に相手モンスターに装備したこのカードをコストにすれば、黄金卿エルドリッチを展開しつつ相手モンスターを除去することができます。
破壊ではなく除外するので破壊耐性を貫通して除去でき、またこのデメリット効果は発動を伴わないでカウンター罠などで無効化されません。
マジック・プランターは、表側になっている永続罠カードを墓地に送ってデッキカードを2枚ドローできる手札交換カードです。基本的な戦術として、黄金郷永続罠を墓地に送ってドローし、さらにエンドフェイズにその黄金郷罠カードを墓地から除外してデッキからエルドリクシルカードをサーチしてアドバンテージを稼ぐことが基本戦術になります。黄金郷のガーディアンで相手の攻撃を防いだ開始のターンに手札に変換したり、黄金郷のワッケーロで攻撃した後にメインフェイズ2でコストにすることで有効活用することができます。
王宮の勅命が存在する場合ではコストとして王宮の勅命を墓地に送ることで、マジック・プランターは無効化されずカードをドローして能動的に王宮の勅命の魔法ロックを外すという運用もできます。